2021年新卒採用【採用スケジュールと企業がやるべき事】
採用は企業の未来を左右するとても重要なプロジェクトです。
特に新卒採用は年単位で行うため、事前の準備とスケジュール管理がとても大事です。
準備がおろそかになるとスムーズな採用活動が行えないなどのリスクがありますので、年度ごとの採用スケジュールを確認して万全の準備で新卒採用をスタートしましょう。
<この記事を読んでわかる事>
・2021年新卒採用のスケジュール
・新卒採用スタートまでに企業がやるべき事
・新卒採用での注意点
2021年新卒採用のスケジュール
2021年の新卒採用スケジュールは、例年と同様、採用広報が3月1日、面接等の選考活動が6月1日、内定の通知日が10月1日より解禁です。
経団連が定めた就活ルールが2022年新卒から廃止となりますが、2021年新卒採用には影響がないため、例年通りのスケジュールとなります。
就活ルールとは…就職活動によって学業や学生生活が妨げられることがないよう、経団連が採用活動の日程を決め、加盟企業にルールを守るように求めている事。
2021年新卒採用までに企業が行うべき事
2021年新卒採用をスムーズに行うための事前準備、企業が行うべき事について見ていきましょう。
前年12月までに企業がやるべき事
■採用目標を明確化する
新卒採用をする場合は、前年の8月頃までには採用目標を明確にする必要があります。(下記参照)
①募集職種
②募集人数
③募集理由(例:増員・新プロジェクト)
④募集条件(必須スキル等)
■採用スケジュールの決定
採用目標が決定した次は、採用のスケジュールを決めましょう。
①会社説明会は何回行うのか
②面接は何回行うのか
③いつまでに何人の応募・内定を出すのか
■採用の予算の決定
一人当たりの採用費をいくらで設定するのかを決めるで以下の選択が異なります。
①利用する求人媒体
②採用手法
③人材紹介や採用代行の利用有無
■採用手法の決定
上記の点が決定したら、最後に採用手法の選定・決定をします。
予算に合わせて求める人材を確保する一番最適な手法を選びましょう。
そして、その手法には採用担当が何人必要なのかも決める必要があります。
自社のリソースが足りない場合は採用代行を利用しましょう。
新卒採用での注意点
新卒採用をする際の注意点は大きく分けて5点です。
①求める人材の明確化
②ミスマッチのリスクが少ない採用手法
③学生とのコミュニケーション
④採用スピード
⑤内定後のフォローの徹底
一つずつ見ていきましょう。
①求める人事を明確化する
先述した通り、新卒に限らず、採用をする際の注意点として求める人材を明確にする事が重要です。
求める人材が明確でない場合、採用基準が曖昧になり、求職者と企業の間にズレが生じてしまいます。
逆に、明確になっていれば、説明会や選考の際にしっかりと説明する事でより自社にマッチした人材が集まりやすく効率がよくなります。
②ミスマッチのリスクが少ない採用手法
ミスマッチのリスクを減らすためには、自社の求める人材に合った最適な採用手法を活用する事が重要です。
例えば、求人媒体を利用するにしても、総合型求人サイトや特化型求人サイトなどがあり、自社の求める人材が多く登録をしている媒体を選定しましょう。
また、ミスマッチの少ない採用手法として、企業側から自社に直接アプローチをする“ダイレクトリクルーティング”も効果的です。
<関連記事>
■ダイレクトリクルーティングのポイントとおすすめのサービスをご紹介
■ミスマッチをなくすために活用!採用代行の選び方とおすすめサービス
③学生とのコミュニケーション
近年は、超売り手市場と言われており企業が求職者を選ぶのではなく、求職者が企業を選ぶ時代と言われております。
そのため、企業の印象は求職者の入社意思に大きく関係します。
好印象を持ってもらうには、まずコミュニケーションをしっかりと取る事を意識しましょう。
会社説明会やインターン、選考時に学生とコミュニケーションを取る事が非常に重要です。
学生は”その会社でどんな人が働いているのか”という事が非常に気になります。
とくに、学生と年齢の近い若手社員が積極的にコミュニケーションを図るように心がけましょう。
④採用スピード
新卒採用では、採用までのスピードも重要です。
応募から選考までの時間が長かったり、応募者を待たせてしまうと選考辞退につながるリスクがあります。
自社のリソースが足りない場合に応募者を待たせたり、採用スピードが遅くなりがちですので事前に充分な採用体制を整えておきましょう。
人事部がない企業や、兼任で採用活動を行っている場合は、採用代行の利用がおすすめです。
■【採用代行を解説】費用・対応業務・メリット・デメリット
⑤内定後のフォローの徹底
新卒採用にて、内定後のフォローがおろそかになる事は致命的です。
内定者は入社前にたくさんの疑問と不安をかかえています。
この不安や疑問を解消できるかどうかが入社率を大きく左右します。
内定後のフォローの一例
■入社前面談
■定期的に内定者研修&懇親会
■若手社員との交流の場
内定後の辞退を防ぐには若手の協力が不可欠です。
年の近い社員との交流の場を儲ける事は内定者だけではなく若手の先輩意識が芽生えるためおすすめ。
まとめ
今回は2021年の新卒採用のスケジュールと採用を成功させるための注意点をご紹介しました。
求職者が企業を選ぶ時代だからこそ、採用活動により一層力を入れる必要があります。
採用活動は業務工程が多く、自社完結する場合かなりのリソースが必要になります。
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