SNSを活用する採用手法|ソーシャルリクルーティングとは?
目次
ソーシャルリクルーティングとは
みなさん、ソーシャルリクルーティングと呼ばれる採用手法をご存知ですか?
ソーシャルリクルーティングとは、SNSを利用する採用手法のコトを指します。
あまり聞きなれない言葉ですよね。
アメリカでは、2013年時点で9割の企業が利用していたほどメジャーな手法で、日本も最近になって取り入れる企業が増えてきています。
そこで、今回はソーシャルリクルーティングの特徴とメリットについて解説していきます。
ソーシャルリクルーティング活用のメリット
ソーシャルリクルーティングを活用することでのメリットは大きく分けて4点です!
双方向のコミュニケーションが取れる
ソーシャルリクルーティングの最大の魅力は、企業と求職者間で双方向の情報交換が可能なことです。
企業は求職者のプロフィールなどを見て求める条件とマッチする人材に「いいね」をするなど無料で直接アピールすることができます。
候補者をよく知ることができる
SNSは候補者の情報を知る有効的な手段と言えます。
面接や選考段階などの緊張感のある場だけでわからない求職者の普段の考え方や人となりを知ることができます。
また、日々の投稿などにより企業に適さないと判断した場合はふるいにかけることができ、余分な採用コストの削減をすることができます。
近年では、SNSでの不適切な発言や言動が問題化して企業のイメージダウンに繋がるケースも増えてきているので、事前に確認することでそういったリスクヘッジにも繋がります。
潜在層にアプローチすることができる
ソーシャルリクルーティングを活用することで、転職サイトに登録をしていなかったり、通常の採用手法ではアプローチができない人材への直接アプローチをすることができます。
とくに学生は様々なSNSを利用しているので、自社をアピールしたり定期的にコミュニケーションをとることで自社に魅力を感じてくれて選考に進んでもらえるケースも多いようです。
採用コストの削減
ソーシャルリクルーティングは基本的に費用は発生しません。
無料のSNSで簡単に求職者へのアプローチをすることができるので費用コストもかからず活用をしやすい採用手法のひとつです。
複数の求人広告に掲載をして母集団を形成している場合は媒体をひとつ減らしてソーシャルリクルーテインングへ切り替えることで採用コストの削減にも繋がります。
さらに自社が選んだ人材に選考に進んでもらうことでミスマッチの可能性も求人広告だけで集める場合より抑えることができるでしょう。
ソーシャルリクルーティング活用のデメリット
長期の運用が必要
ソーシャルリクルーティングを活用する場合は、すぐには結果が出ない場合が多いので長期の運用が必要不可欠となります。
企業としての信頼を積み重ねることがひとつのポイントとなります。
また、運用の負担が懸念されますが本来のメインの採用手法がおろそかにならないように、あくまでも採用手法のひとつとして活用をしていきましょう。
ネットリテラシーが必要
基本的なネットリテラシーを持つことが、ソーシャルリクルーティングの採用担当者には求められます。
直接会って話すのとは違い、求職者がSNSに書かれている内容を正しく読み取り、理解ができるような投稿やコミュニケーションが必要となります。
また、投稿をする際は企業の情報漏洩や炎上をしてしまうような内容は絶対に避ける必要があるので注意を払って活用しましょう!
ソーシャルリクルーティング活用事例
それでは、ソーシャルリクルーティングをの活用事例や効果が期待できるSNSについてみていきましょう!
Facebook(フェイスブック)
国内の月間アクティブユーザー数は2600万人(2019年)
フェイスブックは実名での登録で、1人1アカウントというのが原則のため信憑性が高くソーシャルリクルーティングの活用には効果的だと言えます。
登録者は30代以上が多数で、プロフィールに学歴や職歴を記載するユーザーも多い傾向です。
そのため、新卒採用というよりは即戦力となる中途採用に最適なSNSです!
twitter(ツイッター)
twitterの国内の月間アクティブユーザーが4,500万人(2019年)
しかし、twitterは複数のアカウントを作成できるので実際はこの数字より少ないでしょう。
また、匿名での登録が可能なためFacebookに比べると信憑性が低くなってしまいます。
しかし、twitterはリツイート機能などで拡散などには効果的なSNSです。
活用事例としては、twitterで直接採用に繋げるのではなく、企業の情報発信のツールとして活用する方が良いでしょう。
Instagram(インスタグラム)
Instagramの国内の月間アクティブユーザーは3300万人(2019年)
Instagramは写真や動画に特化したSNSなので、
文章だけでは伝わりづらい社内の雰囲気や社員の写真や動画を載せることで自社を知ってもらうことができます。
求職者はその会社でどんな人が働いているのか、というのがすごく気になります。
その不安をSNSを活用することで払拭できれば、選考や入社の意欲を高めることもできるしょう。
LINE(ライン)
LINEは国内月間アクティブユーザー数が8000万人(2019年)
LINEは日常的なコミュニケーションの方法として利用しているユーザーが多く、特に10~20代の年齢層は必須のツールとなっているようです。
ビジネス向けアカウントであるLINE@を活用することで効率的に若手へのアプローチをすることができます。
ソーシャルリクルーティング成功のポイント
活用するSNSを絞る
ソーシャルリクルーティングを活用する際はまず、どのSNSを利用するかを決めます。
その際は、様々なSNSを一気に利用するのではなく、最初はひとつに絞りましょう。
はじめから複数のSNSを利用すると運用の負担も多くなり継続ができないリスクが出てきます。
慣れてきたら少しづつ活用するSNSを増やしていきましょう。
目的を決めて活用する
SNSにも種類が数多くあり、上記でご紹介した意外にも種類があります。
ひとつひとつに特徴があり、それに伴い期待できる効果も違ってくるので、目的にあったSNSを活用しましょう。
(例)
・即戦力となる中途社員を採用したい・・・Facebook
・情報発信をしたい・・・twitter
・写真や動画で自社の雰囲気や働く社員を知ってもらう・・・Instagram
など
運用を定期的に行う
ソーシャルリクルーティングは、先でも述べたようにすぐには結果が出ない場合があります。
結果が出ないからといって運用をストップしてしまってはその後の効果は期待できません。
結果が出ない時でも定期的に更新をしたり情報を発信し続けることで必ず見てくれたり興味を持ってくれる人が現れるはずです。
継続が鍵です!
まとめ
ソーシャルリクルーティングは目的を明確にして運用を継続することができれば、求める人材に無料でアプローチができ母集団を形成することができる採用手法です。
新卒採用や中途採用を毎年のように行っている企業にとっては採用コストは少しでもおさえたいところですよね。
自社とマッチした人材をいかに最小限のコストで採用するかが求められるこの時代でソーシャルリクルーティングは時代に合った有効的な採用手法だと言えます。
今回ご紹介したポイントを抑えて新しい採用手法として取り入れてみてはいかがでしょうか。
おすすめ採用代行サービス
最後に、おすすめの採用代行のサービスをご紹介!
自社に最適な採用手法はどれなのか、様々な採用手法を取り入れたいけど、リソースが足りない、などのお悩みを抱えている企業さまは是非チェックしてみてください!
i-staff recruiting(アイスタッフリクルーティング)
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今回ご紹介したソーシャルリクルーティングの運用代行も可能です!
こんな企業におすすめ⭐︎
・人事部がない企業
・兼任で採用活動を行っている
・採用リソースが足りない
・採用コストを削減したい
・求める人材がなかなか採用できない
・自社の採用をコンサルティングしてもらいたい
・コア業務にもっと時間を使いたい!
・採用はプロフェッショナルに任せたい!
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