2020年10月6日

【人事必見】母集団形成を成功させるための効果的な手法3選

母集団形成は、採用目標の達成の左右のみならず、その後の企業の成長にも大きく関与してくる非常に重要な事と言えます。

ただでさえ、企業にとって売り手市場と言われている昨今では、人材を採用する事自体難しくなってきているので、中小企業では母集団を形成を成功させる事はマストとなります。
尚且つ、転職が当たり前となっている現在、能力の高い人材はどんどん大手企業への就職を求めています。

そこで今回は、採用を成功させる大元となる母集団確保の方法について解説していきます。

母集団形成とは

そもそも母集団形成とは「採用候補者となる人材を集める活動」の事を指します。
「母集団の確保」「応募者確保」などとも言われています。

母集団形成では、質・量どちらかを重視するのではなく“質の良い人材をより多く集める事”が非常に大切なポイントとなります。

母集団形成での重要ポイント

母集団形成の大前提は先述した通り「採用候補となる人材を集める事」です。

したがって、母集団形成をする際に重要視するべきポイントとして、

①自社の条件とマッチする人材(質)
②入社率を高めるためにより多く(量)

この2点がポイントとなります。
いわゆる”質”と”量”の部分になりますが、どちらか片方だけ達成する事ができても、母集団形成の成功とは言えません。
①、②どちらもバランスよく達成する事で理想的な母集団の形成が行え、採用目標の達成へと繋がります。

母集団形成に効果的な手法3選

それでは、効率的に母集団を形成する方法3選をそれぞれ解説付きでご紹介していきます。

1-求人広告

人材を募集する際、ほとんどの企業が求人広告を利用するでしょう。
しかし、ここで重要になるのが、どういった特色の求人広告を活用するのかという点です。
結論からお伝えすると、”自社の求める人材がより多く登録をしている求人広告を利用する”です。

求人広告も数多くの種類があり、無料で掲載できるものから有料の広告まで。
さらには、有料の中でも数千円から掲載できるものから数百万円かかるものまで様々です。

また、求人広告にはそれぞれ特色があります。
例えば、業種別に特化した求人広告(エンジニア・医療等)
そのほかにも、女性に特化した求人広告など。

このように、数ある中から自社に最適な求人広告を選定する事がとても重要になります。

2-ダイレクトリクルーティング

次におすすめな母集団形成の方法は、ダイレクトリクルーティングです。

ダイレクトリクルーティングとは、企業側から求職者へ直接アプローチをして応募促進をする活動の事を指します。
1-で紹介をした求人広告は掲載をして応募がくるのを待つ手法ですが、ダイレクトリクルーティングは企業側から積極的に発掘しにいくため、いわば攻めの採用手法と言えます。

求める人材を採用することが困難な近年、取り入れて入れている企業が急増しており、これからは必須の採用手法と言っても間違いはないでしょう。

参考:ダイレクトリクルーティングのポイント/おすすめのサービスをご紹介

3-リファラル採用

リファラル採用とは、社内の従業員からの紹介で採用を進める手法のことを指します。
リファラルとは「紹介」「推薦」などが含まれており、紹介や推薦で採用をしていく事となります。

リファラル採用のメリットとして、

ミスマッチを防ぎ定着率が高い
転職活動をしていない潜在層に出会える
採用コストの削減
社内士気の向上

などがあります。
このように、リファラル採用では質の高い母集団を形成する事ができます。

参考:リファラル採用とは?活用メリットとポイントを解説

まとめ

今回ご紹介した3点は母集団形成にかなり効果的な手法と言えます。
理想は、3つの手法全てを並行して行うことです。

・適切な求人広告で数多くの母集団の形成(質)
・ダイレクトリクルーティングで質の高い求職者へアプローチ(質)
・リファラル採用を活用して企業全体で採用目標を達成(量・質)

それぞれのポイントと目的を理解した上で活用していきましょう!

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