アウトソーシングが注目される理由&おすすめアウトソーシング4社ご紹介!
アウトソーシングとは?
アウトソーシング(英語: outsourcing)あるいは外部委託(がいぶいたく)とは、従来は組織内部で行っていた、もしくは新規に必要なビジネスプロセスについて、それを独立した外部組織(子会社や協力会社、業務請負・人材派遣会社)から労働サービスとして購入する契約の事です。
対義語は「インソーシング(内製)」と言います。
つまり、アウトソーシングとはその道の専門家に業務を委託することなんです!
アウトソーシングが注目されている理由
近年、日本では労働人口の減少により人手不足が問題なっています。
さらに、一つの会社に生涯勤め続けるという時代が終わりつつありますので人材を確保することが難しくなってきています。
そういった理由から、限られた経営資源を有効に活用、社内業務の効率化、高い品質を担保といった考えから、企業は特定の高度なサービスを提供する専門業者を求める傾向にあるのです。
アウトソーシングのメリット
アウトソーシングをうまく活用することで大きなメリットをもたされます。
メリットは大きく分けて5つです!
コア業務に集中ができる
アウトソーシングをすることで、定形業務をしなくて済むようになり、本来時間を使いたいコア業務に社員が集中できるようになります。
アウトソーシングは完全に業務委託ができるため、定期的な連絡以外はスタッフへの指導やチェックなどをしなくて済みますので、管理が楽になるのもうれしいところです。
また、企業が持つコア・コンピタンスの強化につながって競争優位性の確立が可能になるでしょう。
※コア・コンピタンス とは、ある企業の活動分野において「競合他社を圧倒的に上まわるレベルの能力」「競合他社に真似できない核となる能力」の事を指す。
人件費を削減できる
本来、社員を雇用する場合は固定の給料を支払います。
業務をアウトソースする場合であれば必要な業務の量だけしか料金が発生しないので人件費の削減に繋げることができます。
なおかつ、売り上げの増減により報酬を調整できる点もメリットのひとつといえるでしょう。
社内設備に投資しなくてよい
アウトソーシングは新たに人を雇うわけではないので、業務に必要なオフィススペースや什器、PC、ソフトウェアといった準備は不要です。
また、昨今では厳しくなっているセキュリティの問題への配慮も必要なくなります。
即戦力のため社内教育が必要ない
アウトソーシングは当然、専門家への業務委託のため1から全てを教育する必要がありません。
依頼時に方法さえ伝えればいいので教育の時間とリソースをカットすることができます。
退職・欠勤の心配がない
社員の場合であれば、事情により退職や病気などによる欠勤も時にはありますよね。
その度に新しく採用をしたり、代わりの社員に負担がかかったりなどしてしまいます。
しかし、アウトソーシングであればチームで動いてくれるため欠員が出る心配がありません。
安心して業務に臨むことができますね!
アウトソーシングのデメリット
では、アウトソーシングを活用することでのデメリットも見ていきましょう。
デメリットは大きく分けて3点あります。
社内にノウハウが蓄積しない
アウトソーシングでは、外部の技術やノウハウを活用することで、時間とコストを節約します。その反面、自社内には技術やノウハウが蓄積されません。
もちろん、外部に委託していい業務であるからアウトソーシングしているわけですが、自社内である程度の情報を把握しておきましょう!
コストアップが高まるリスクもある
アウトソーシングすることで、コストが逆に高まるリスクがあります。
例えば、自社内ですでに効率化が進んでいた業務などをアウトソーシングしてしまうと、非効率になる可能性があります。従って、アウトソーシングを導入する際には、合理的な根拠が必要となってきます。
どの業務を委託すれば効率的にもコスト的にもメリットがあるのか事前に確認しておきましょう!
ガバナンス弱体化
アウトソーシングすることによって、ガバナンスが弱体化するリスクがあります。
ガバナンスとは、企業の経営において各業務がどのように進められているのかを的確に管理することです。
アウトソーシングすることで、業務内容が把握しにくくなり、業務の効率化や品質管理のコントロールの厳密さが損なわれる可能性があります。
発注者側も外部業者に任せきりにすることなく、業務内容を可視化したり、綿密なコミュニケーションを図ったりすることで、状況を把握しておく必要があります。
しっかりと連携の取れるアウトソーシング会社を選びましょう!
おすすめアウトソーシング会社4社ご紹介
業種ごとにおすすめのアウトソーシング会社を4社紹介していきます!
i-staff recruiting
i-staff recruitingは採用業務に特化したアウトソーシングです。
全国の採用経験豊富なプロフェッショナルが採用業務全般を代行しています。
対応可能な業務も幅広く、求人から選考、内定後のフォローまで一元化してアウトソーシングすることができます。
96%を越える継続率も信頼をされている証です。
採用の課題は全てi-staff recruitingが解決してくれるでしょう。
i-STAFF
i-STAFFは採用率1%の優秀なスタッフが秘書業務・経理・webサイト運用・営業アシスタントなど幅広い業務を代行しております。
業務範囲が広いのも魅力的ですが、レスポンスの早さにも拘っているサービスです。(基本的に20分以内に返信)
また、i-STAFFはオフラインの業務も対応しております。
多くのオンライン秘書サービスがオンライン業務しか対応していませんが、i-STAFFではオフライン業務にも幅広く対応しており、
オフィスに溜まった領収書・名刺・書類などをi-STAFFに送付すると、各種整理・ファイリングしてくれます。
ハガキや請求書などの発送業務も対応可能。
株式会社JOE
株式会社JOEは、給与計算を始め人事・勤務管理、マイナンバー管理まで顧客のニーズにフィットするクラウドシステム「ITO」によるアウトソーシングサービスを提供、クラウドシステムを用いたBPO(人事給与業務代行)の2つのアウトソーシングサービスを行っています。
給与計算業務では毎月約1000社、約23万人のデータを処理、年末調整も毎年約250社・5万人の業務を受託。長年にわたる業務実績によって培われたノウハウでクオリティの高いサービスを提供します。
NOC給与計算アウトソーシング
NOC人事アウトソーシングは10年以上のサービス提供実績のあるアウトソーシングで、「導入企業の満足度が5年連続で95%」と、信頼度の高いサービスです。
ベーシックな給与計算と社会保険関連のサービスに加え、オプションで勤怠管理、スポットサービスで年末調整や住民税などの総合的なサービスが利用可能です。
サービスの利用により、会社側で行うこととなる対応業務が、給与計算など成果物の受け取りと、社員への配布です。サービス規模は50~750人程度の従業員を持つ会社が対象で、設計から導入までだいたい2~3ヶ月ほどの期間を要します。
まとめ
以上がアウトソーシングのメリット・デメリットとおすすめアウトソーシンング会社です。アウトソーシングはうまく活用することで様々なメリットを得ることができます。
重要なのはアウトソーシングすべき業務の明確化と選ぶアウトソーシング会社の選定です。
アウトソーシングをすると決まった場合は、業務の内容に沿って掲載したサービスを利用することをおすすめします。
<<採用代行サービス(RPO)とは?サービスを選ぶ際のポイント4点!