2020年5月1日

リファラル採用とは?活用メリットとポイントを解説

リファラル採用とは

リファラルには「推薦」「紹介」という意味があり、自社の従業員に人材を紹介してもらう手法をリファラル採用と呼びます。
アメリカでは5年以上前から主流になっており、近年の日本でも約60%の企業が取り入れた事がある採用手法です。

リファラル採用が注目されるようになった背景としては、企業にとって超売り手市場により、求人広告やエージェントを活用するだけでは人材の確保が難しくなったことが理由といえるでしょう。

リファラル採用と縁故採用の違い

リファラル採用と同じく、紹介という意味を持つ「縁故採用」という手法もありますが、方法は異なります。
縁故採用の対象は、家族や親族といった血縁関係が主です。中には大切な取引先の家族といった場合もあります。いずれにしても、企業に何らかの関係を持つことを条件とした採用方法のことです。

縁故採用の採用基準は企業との関係であって、スキルは関係ありません。

一方、リファラル採用は企業との繋がりはなくても、スキルを満たしている人材を従業員の知り合いなどで紹介してもらう手法です。

リファラル採用のメリット

自社にマッチした人材を確保できる

リファラル採用は自社の社員が主体となって行う採用手法です。
社員の知人の中で、自社の社風や条件に合う人材に声をかけて入社を促すためマッチング性が高く応募から高い確率で採用につながるケースが多いです。

また、リファラル採用では会社の雰囲気や状態・良い点・課題点も事前に伝えたうえでの応募になるので、印象のギャップが少なく入社後の早期退職のリスクも最小限の採用手法と言えます。

スピーディーな人材確保

従来の採用手法では、求人広告を出し応募を待つ、そして選考を重ねるという段階を踏んでようやく採用となり、人材の確保に時間がかかって当然です。
しかし、リファラル採用では社員からの紹介さえしてもらえれば一度面接をして採用になるなど、最短での人材確保が可能です。

急募や急遽ポジションが空いてしまった場合にも効果的な手法です。

潜在層にアプローチできる

現在、転職市場が活況であることは間違いありませんが、さまざまな企業が人材の獲得に乗り出しているため、自社が理想とする人材を獲得するのは簡単とは言えません。

しかし、リファラル採用の場合はいまだ転職市場にはおらず、潜在的に転職を視野に入れている人材にも直接声を掛けられるため、転職市場での激しい獲得競争を避けながら優秀な人材を集められるんです!

採用コストの削減

リファラル採用では基本的に継続コストがかからないので採用コストの削減になります。
求人広告費用や人材紹介の費用がかからない分全体のコスト削減に繋がり、浮いた分の一部を紹介してくれた社員への還元にしている企業もあります。

求める人材を最短で確保でき、なおかつ社員に還元ができる採用手法。素敵ですね

リファラル採用成功のポイント

リファラル採用を取り入れてもすぐには効率的な人材の確保に繋がらないケースもあります。
リファラル採用を成功させるには、4つのポイントを意識して行いましょう。

求める人材の明確化

リファラル採用を取り入れる際に第一に決めておくべきなことの一つとして、自社が求めている人材」というのを明確にする必要があります。
自社が欲しい人材を明確化して、会社全体に共有をして考えを一致させることがリファラル採用の第一歩目です!

<求めている人材(例)>

■雇用体系    例:正社員・短期アルバイト・新卒・中途採用・キャリア採用など

■年齢等の制限     例:長期雇用を目的とした若年採用など

■資格

■実務経験の有無

■性格

など

求める人材の条件を明確にすることで社員もマッチした人材を絞りやすくなりミスマッチのリスクヘッジにもなります。

※条件を細かく絞りすぎるのは紹介数が極端に減る可能性もあるので注意。

制度の設計と周知を徹底

求める人材を明確にした後は、会社全体に「うちはリファラル採用を導入します」という情報の周知を徹底しましょう。
その際に、リファラル採用とはどんな制度なのか、縁故採用とはどう違うのかなどの詳細を説明しましょう。
社員ひとりひとりが理解をしてくれることがリファラル採用の成功へと繋がります。

社員全員へ認知をしてもらったら、定期的に現状や進捗を周知しましょう。

紹介をしたくなる仕組み作り

リファラル採用を成功させるためには、会社全体の協力が必要になります。
会社全体で協力するためには、”社員が積極的に動く仕組み”をつくりましょう。

紹介するメリットがないと社員はなかなか積極的に動きません。このため、金銭面だけではなく人事面でも、何らかの報酬をインセンティブとして提供することも必要です。
モチベーションに繋がる制度にすることも成功のポイントですね!

紹介手続きの明確化

紹介の手続きや申請が複雑であったり不明確だとなかなか紹介する気にはなりませんよね。
そこで、積極的に紹介をしてもらえるように手続きは簡易的にかつ明確にしておきましょう!

リファラル採用のツールを利用することで手続きの簡素かつ・明確にすることができます。

おすすめのリファラル採用ツール

MyRefer

My Referの特徴は、

■社員のリファラルに対するエンゲージメントが測りやすい

■社員へのリアルタイムでの情報共有機能があり人事の工数が軽減できる

■リファラル採用の工程を一元化

Refcome

Refcomeの特徴は、

■社員への採用情報を一斉告知

(社員は、スマホアプリSNSを通じて知人に告知できます。また、スカウトカードというカードを知人に手渡しをして、伝える機能も有り)

■社員のスカウト数応募数内定数をグラフで分析する機能

■成功事例の共有機能

まとめ

リファラル採用は会社全体で協力することができれば、「求める人材」を最小限のコストで採用することができる手法です。
リファラル採用でなかなか成果が出ていない企業やこれから取り入れようとしている場合は是非上記のポイントを意識してみましょう。
その他にも、採用活動にはいくつもの手法があります。

どんな手法がベストなのかは、会社の規模や業態、福利厚生などによって様々です。
ベストな採用手法を決めるためには、採用活動を一度プロフェッショナルにアウトソーシングしてみるのもオススメです!

採用を第三者であるプロフェッショナルに任せることで従来では気がつかなかった採用課題の洗い出しやノウハウの蓄積に繋がる可能性があります。

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