はじめに
「採用の成果をどう測ればいいか分からない…」
「応募数はあるのに採用につながらない…」
そんなお悩みをお持ちの採用担当者の方へ。
採用活動は、「感覚」ではなく「数値」で改善する時代です。
本記事では、i-Recruitingが現場で実践している、採用活動におけるKPIの考え方と、チェックすべき7つの指標をわかりやすく解説します。
KPIを見える化することで、ボトルネックの特定や改善アクションが取りやすくなります。
KPIとは?採用における重要性

KPI(Key Performance Indicator)とは、「重要業績評価指標」のこと。
採用においては、目標達成までのプロセスを定量的に把握するための指標を指します。
なぜKPIが必要なのか?
理由はシンプルです。
✅ 採用成功・失敗の要因を把握しやすくなる
✅ 改善ポイントをチームで共有できる
✅ 外注先や経営層と共通認識を持てる
採用活動の代表的なKPI指標7選

ここでは、特にチェックすべき代表的なKPIを7つご紹介します。
すべてを一度に導入する必要はありません。自社の課題に合わせて選定しましょう。
1|応募数(母集団形成の規模)
まず基本となる指標が「応募数」です。
月ごとや媒体ごとに集計することで、どの施策が効果的かを判断できます。
-例–
7月応募数:85件(Indeed 60件、Wantedly 25件)
2|応募経路別CVR(コンバージョン率)
媒体や経路ごとに、どれだけ応募につながっているかを見る指標です。
–計算式-
(応募者数 ÷ 求人閲覧数) × 100
–改善アクション–
・タイトルや画像の見直し
・媒体ごとの文面最適化
・掲載位置やターゲティング変更
3|書類通過率
応募者の中で、どれだけの人が書類選考を通過したかの割合です。
母集団の質を測る上で非常に重要です。
–計算式-
(書類通過数 ÷ 応募数) × 100
書類通過率が低い場合は、「ターゲットがずれている」「媒体が合っていない」可能性があります。
4|面接参加率
面接に進む意思を示した人のうち、実際に参加した人の割合。
辞退やドタキャンが多いと、採用効率が大きく落ちます。
–改善には–
・スピーディな日程調整
・丁寧な事前フォロー(リマインドメールなど)
・会社紹介資料の事前送付(例:アイリクピッチ)
5|内定率(選考通過率)
面接を受けた候補者の中で、内定に至った割合を指します。
–計算式-
(内定者数 ÷ 面接実施数) × 100
この指標が極端に低い場合、評価基準が厳しすぎる/面接での魅力づけ不足の可能性があります。
6|内定承諾率
出した内定に対して、実際に承諾された割合。
ここに課題がある企業は多いです。
–改善策の例–
・条件提示のタイミングと交渉方法の見直し
・選考フロー内での“企業理解”を高める工夫
・他社との比較資料提供・フォローアップ
7|1人あたりの採用単価
「採用にかけた費用 ÷ 採用人数」で計算される、最終的な費用対効果の指標です。
媒体コスト、人件費、外注費、広告費などを含めたコスト管理は、採用の“投資効率”を把握するために不可欠です。
KPIは“設定するだけ”では意味がない

KPIは、「設定→記録→分析→改善」のサイクルを回して初めて意味を持ちます。
また、採用フェーズや職種によって重視すべきKPIは異なります。
例えば、
・母集団形成が課題 → 応募数・CVR
・応募後の歩留まりが課題 → 書類通過率・面接参加率
・入社数が伸びない → 内定承諾率・採用単価
これらを定期的に見直し、現場と連携しながら柔軟に調整していきましょう。
KPIの設計・改善はi-Recruitingへご相談を

i-Recruitingでは、採用代行業務に加え、KPI設計やレポート作成支援、改善提案まで含めた包括的な支援を行っています。
📈「どの指標を追えばいいか分からない」
📊「採用数はあるけど、歩留まりが悪い…」
そんなお悩みに対して、貴社の採用フローに合わせた最適なKPI設計+改善策をご提案いたします。
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まとめ

チェックすべき採用KPIは以下の7つ
1.応募数
2.応募経路別CVR
3.書類通過率
4.面接参加率
5.内定率
6.内定承諾率
7.採用単価
KPIの見える化は、採用の“勘と経験”から脱却し、再現性ある成功パターンを作る第一歩です。
i-Recruitingが、その仕組み化を全力でサポートします。
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